この記事では、話数が多いアニメランキングTOP12を紹介。
長編アニメは、ストーリーの奥深さやキャラクターの成長をじっくり描けるため、視聴者にとって感情移入しやすい作品が多いのが特徴。
また、長く続く中で時代の変化や新しい世代のファンを獲得しながら、何年にもわたって愛され続けています。
もはや「国民的アニメ」となった作品も多数。
各アニメがどのようにして長寿作品となり、多くのファンを魅了してきたのか、その魅力とともに振り返ります。
驚くべき話数を積み重ねてきたアニメの歴史とともに、アニメ文化の深さを感じられることでしょう。
第12位 ドラえもん(第2作第2期) 1,379話(放送中)
新しい声優陣とともに2005年に再スタートした『ドラえもん(第2作第2期)』。
現代に合わせてリニューアルされており、藤子・F・不二雄の原作に忠実でありながら最新の映像技術を取り入れ、子供から大人まで楽しめる作品となっています。
のび太とドラえもんの友情や冒険、そして未来の道具を使って繰り広げられるエピソードは、昔も今も変わらない魅力ある話。
映画シリーズも人気を博し、新しい世代の子供たちにも親しまれています。
『ドラえもん(第2作第2期)』は、現代版ドラえもんとしてさらに多くの視聴者を楽しませ続けています。
永遠の名作として、未来への夢と希望を届ける存在であり続けることでしょう。
第11位 ちびまる子ちゃん(第2期) 1,426話(放送中)
『ちびまる子ちゃん(第2期)』は、1995年から放送が再開された国民的アニメで、主人公・まる子の小学生時代の日常を描いた作品です。
原作の作者・さくらももこのエッセイ風の作風を引き継ぎ、家族や友人との心温まるエピソードが魅力。
第2期ではまる子の日常がよりリアルに描かれ、昭和のノスタルジーや子供時代の素朴な喜びが詰まっています。
視聴者は、まる子のユーモラスで人間味あふれるキャラクターに共感し、彼女が織りなす日常の出来事に笑いや感動を感じることでしょう。
『ちびまる子ちゃん』は、家族で楽しめるアニメとして長く愛され続けており、現代でも多くの視聴者に支持されています。
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第10位 ほかほか家族 1,428話
『ほかほか家族』は、1976年から1982年にかけて放送された家庭向けアニメで、現代社会における家族のあり方や日常生活のささやかな喜びを描いています。
各エピソードは、家族間の絆や問題を温かく、時にはユーモラスに描き、視聴者に感動を与えました。
物語は、日常的な出来事を中心に展開されるため、誰もが共感できるエピソードが多く、家庭の温かさや親子の愛情を再確認させてくれる内容。
特に、家族の絆がテーマとなることが多く、多くの視聴者に親しまれました。
第9位 まんが日本昔ばなし 1,470話
1975年から1994年にかけて放送された『まんが日本昔ばなし』。
日本各地の昔話をアニメ化し、子供から大人まで幅広い世代に親しまれたアニメです。
毎回異なる昔話が丁寧に描かれ、日本の文化や伝統を次世代に伝える役割も果たしました。
この作品は、シンプルな作画ながらも、物語の持つ教訓や心の温かさがしっかりと表現されており、視聴者に感動と学びを提供しました。
地方の方言や風景がリアルに再現され、日本各地の風土が伝わってくる点も特徴的。
オープニングテーマ「にんげんっていいな」も、世代を超えて愛され印象に残る歌です。
第8位 キリンのものしり館 1,565話
『キリンのものしり館』は、1961年から1974年にかけて放送された教養アニメで、主に子供たちに自然や科学の知識を分かりやすく教える内容が人気を博しました。
名前の通り、動物のキリンをキャラクターに据え、親しみやすい語り口で様々なトピックを解説します。
学校で習わないような幅広いテーマを扱ったこのアニメは、テレビ全盛期の子供たちにとって貴重な知識の源。
科学や生物の話題だけでなく、社会や文化にも触れることで、子供たちの好奇心を刺激しました。
第7位 それいけ!アンパンマン 1,649話(放送中)
『それいけ!アンパンマン』は、世界でも有数の話数を誇る子供向けアニメで、1988年から現在まで長く放送されています。
アンパンマンがたびたび悪さを仕掛けてくるバイキンマンをやっつけ、困っている人々を助けるシンプルかつ心温まるストーリー。
アンパンマンの勇気や優しさ、そして他者を助けることの大切さを伝えるメッセージが、多くの子供たちに愛されています。
また、個性豊かなキャラクターたちも次々と登場し、毎回異なる冒険が繰り広げられるため、飽きることがありません。
第6位 ぐでたま 1,717話
『ぐでたま』は、2014年から放送されたショートアニメで、サンリオが生み出した怠け者の卵キャラクターが主人公。
ぐでっとしたやる気のない態度と、常に脱力した姿が共感を呼び、大人から子供まで幅広い層に人気を集めました。
1話が短いながらも、その中にぐでたまの哲学的な一面や、現代社会における「やる気がない」心情を上手く描き出しています。
シンプルなアニメーションとコミカルでシュールなやり取りが、気を抜いて見られるアニメとしての「ぐでたま」の魅力。
ぐでたまの無気力なキャラクターは、時には癒しを与える存在として多くのファンを惹きつけ、キャラクターグッズやイベント展開でも成功を収めました。
第5位 ドラえもん(第2作第1期) 1,787話
1979年に始まった『ドラえもん(第2作第1期)』は、藤子・F・不二雄の人気マンガを原作にしたアニメで、1980年代から2000年代にかけて一世を風靡しました。
国民的アニメとして、世代を超えて親しまれています。
この時期の『ドラえもん』は、タレント声優陣や魅力的なエピソードが多く、特に印象に残る長編映画シリーズも生まれました。
のび太の成長や友情を描く感動的なエピソードもあり、笑いだけでなく涙も誘う作品です。
『ドラえもん(第2作第1期)』は、何世代にもわたって愛され続けた日本のアニメ界の象徴的な存在といえるでしょう。
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第4位 親子クラブ 1,818話
『親子クラブ』は、親子の絆をテーマにした心温まる物語が描かれた子供向けアニメ。1994年から2001年まで放送されました。
親子で楽しめる、シンプルな作画とキャラクターが特徴。
親と子の関係性が中心に描かれるため、家族のあり方について考えさせられる作品。
特に、子供たちにとって親の存在がどれほど大切かを感じさせるメッセージが込められています。
第3位 おじゃる丸 2,037話(放送中)
『おじゃる丸』は、1998年から放送されているファンタジーアニメで、平安時代の貴族・おじゃる丸が現代にタイムスリップし、子供たちと日常を過ごす様子が描かれます。
独特なキャラクター造形と、ゆるやかなテンポが特徴で、リラックスして楽しめる作品。
主人公のおじゃる丸のユーモラスでマイペースな性格が、作品全体にユニークな雰囲気をもたらしています。
また、現代社会に馴染めない彼が、周囲のキャラクターと織りなすエピソードが心温まる内容です。
第2位 忍たま乱太郎 2,474話(放送中)
『忍たま乱太郎』は、1993年に放送が開始された忍者学校を舞台にしたギャグアニメで、今もなお多くの子供たちに愛される作品。
物語は、忍者になるために修行中の乱太郎たちが、愉快な仲間たちとともに日々のトラブルを乗り越える様子を描いています。
ユーモアあふれるキャラクターや、コミカルな展開が魅力で、子供から大人まで幅広い層に支持されています。
作品の独特な味わいを生んでいるのが、歴史的な設定を背景にしつつも現代風の笑いが取り入れられている点。
『忍たま乱太郎』は、教育的な要素も含みつつ気軽に楽しめるアニメとして、長年にわたって人気を保ち続けており、日本のアニメの代表的な長寿作品の一つです。
第1位 サザエさん 8,000話以上(放送中)
『サザエさん』は、1969年に放送が開始され、日本のアニメ史上最も長く続く国民的アニメです。
サザエさんや波平、カツオたち家族のほのぼのとしたエピソードは、どこか懐かしさと安心感を与えてくれます。
時代に合わせたエピソードが取り入れられている点も長寿の理由の一つで、スマートフォンやSNSなど現代のトレンドもさりげなく反映されています。
とはいえ、基本的には家族の絆や人間関係が主題。
日本の家族アニメの代名詞とも言える『サザエさん』は、日曜夜の風物詩として今も多くの家庭で視聴され続けています。
話数が多いアニメランキングTOP12
順位 | アニメ名 | 話数 |
---|---|---|
第1位 | サザエさん | 8,000話以上(放送中) |
第2位 | 忍たま乱太郎 | 2,474話(放送中) |
第3位 | おじゃる丸 | 2,037話(放送中) |
第4位 | 親子クラブ | 1,818話 |
第5位 | ドラえもん(第2作第1期) | 1,787話 |
第6位 | ぐでたま | 1,717話 |
第7位 | それいけ!アンパンマン | 1,649話(放送中) |
第8位 | キリンのものしり館 | 1,565話 |
第9位 | まんが日本昔ばなし | 1,470話 |
第10位 | ほかほか家族 | 1,428話 |
第11位 | ちびまる子ちゃん(第2期) | 1,426話(放送中) |
第12位 | ドラえもん(第2作第2期) | 1,379話(放送中) |
※2024年3月末時点