【2025年】日本プロ野球(NPB)選手の年俸ランキングTOP20

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物価高もあってか、どんどん高騰を続けている日本プロ野球(NPB)の年俸

セ・リーグでは巨人、パ・リーグではソフトバンクが特に高年俸を払っており、トップの選手は10億円を超える金額を獲得しています。

少し前では考えられない金額ですね。。。


この記事では、NPBの年俸上位20選手のランキングを下位から順にくわしく紹介。

実績を残した日本人選手はメジャーに行ってしまうことが多いためか、あるいは他チームとの獲得競争を制するためか?年俸ランキングの上位には外国人選手が目立つ結果となっています。

第20位:近本光司(阪神) 3億7,000万円

黄金時代を迎えつつある阪神のリードオフマン、近本光司が20位で年俸3億7,000万円。

前年から15.6%アップ(約5,000万円増)となっています。1994年11月生まれの31歳。


2023年には38年ぶりの日本一に大きく貢献し、MVPを獲得。

2024年シーズンも出塁、盗塁、中堅手としての守備で活躍しました。

阪神には絶対に欠かせないキーマンのひとりです。

第19位:D.サンタナ(ヤクルト) 3億8,750万円

ヤクルトの助っ人外野手ドミンゴ・サンタナが19位で、年俸3億8,750万円。前年比5.4%アップとなりました。

長打力と確実性を兼ね備えた打撃が魅力で、広角に打ち分ける中距離打者。

外国人選手ながら日本の野球にも適応し、チームに長く貢献しています。ヤクルトの主軸打者として欠かせない選手のひとり。

第16位タイ:森友哉(オリックス) 4億円

2022年オフに西武からFA移籍し、4年総額18億円以上の大型契約を結んだ森友哉が16位タイで年俸4億円。

2024年は契約2年目で現状維持(前年比0%)での契約更改となりました。


強打の若手捕手として鳴らした森友哉も、2025年で30歳を迎えます。

小柄ながらパンチ力・確実性のある打力の高さが大きな魅力なものの、2024年シーズンは怪我の影響もあってか打撃成績はやや下降気味。

オリックスで一番の年俸をもらう選手として、2025年のさらなる活躍を期待したいところ。

第16位タイ:有原航平(ソフトバンク) 4億円

同じく16位タイで年俸4億円を手にしているのがソフトバンクの有原航平で、現状維持での契約更改となりました。

メジャーでは目立った成績を残せなかったものの、日本球界のソフトバンクに復帰してからは最多勝を獲得するなど日ハム時代を超える活躍。


やや不安定なときもあるものの、ホークス先発ローテーションの主力として欠かせない戦力。

経験豊富なベテラン右腕として、チームの投手陣を支える存在です。

第16位タイ:G.ポランコ(ロッテ) 4億円

ロッテの助っ人外野手グレゴリー・ポランコも16位タイで年俸4億円。。


メジャー8年で96本塁打を放った実績があり、2023年には26本塁打ながらHR王に輝いたポランコ。

一方で打率は2割4分台と低く、守備もそれほど上手とは言えない。年俸に見合った成績といえるかどうかは意見の分かれるところでしょう。

第15位:山川穂高(ソフトバンク) 4億5,000万円

第15位は、西武から移籍初年度を終えたソフトバンクの山川穂高がで年俸4億5,000万円。

不祥事を経てのホークス移籍で物議を醸したものの、前年から66.7%の大幅アップ(約1億8,000万円増)となりました。


西武時代には3度の本塁打王に輝いた山川は、2024年もソフトバンクで4度目のホームラン王、打点王を獲得。

好不調の波は激しいものの、その長打力は健在。2025年も主軸として期待されます。

第14位:J.オスナ(ヤクルト) 4億6,500万円

ヤクルトの助っ人内野手ホセ・オスナが14位で年俸4億6,500万円。前年から55.0%の大幅アップ(約1億6,500万円増)となりました。


打率.267、ホームラン17本ともにそこそこながら、貧打にあえぐチームにとっては貴重な戦力。

同時期の2021年より活躍する同僚サンタナとともに、ヤクルトの屋台骨を支える選手です。

第13位:柳田悠岐(ソフトバンク) 4億7,000万円

「トリプルスリー」を達成したこともある球界を代表するスラッガー、柳田悠岐が13位で年俸4億7,000万円。

ケガの影響で2024年は52試合の出場にとどまり、前年から17.5%ダウン(約1億円減)となりました。


球界最高の選手として名を轟かせた柳田も、2025年で37歳。大ベテランといっていい年齢になり全盛期よりは衰えが見られるものの、まだまだ長打力と勝負強さは健在。

2025年もホークスに欠かせない柱として、チームを引っ張ります。

第10位タイ:山田哲人(ヤクルト) 5億円

第10位タイの山田哲人は、「トリプルスリー」を3度達成した球界を代表するスター選手。2021年より7年契約を結んでおり、年俸は5億円。


圧倒的な成績を残し続けていた2021年くらいまでとは打って変わり、ここ数年は10数本の本塁打・2割台前半の低打率にあえいでいる山田哲人。

7年という長期契約を結んだ影響もあるんでしょうか。。。

復活し年俸に見合った成績をふたたび残せるようになる日を、ファンは待ち望んでいます。

第10位タイ:浅村栄斗(楽天) 5億円

楽天の主砲として打線を牽引する浅村栄斗も10位タイで年俸5億円。現状維持での契約更改となりました。

2018年オフに西武からFA移籍し、2023年より4年総額20億円の大型契約を締結。


ストイックな選手で、言葉よりも背中で引っ張るタイプ。

長打力にも定評があり、楽天打線の中核として欠かせない存在です。

第10位タイ:坂本勇人(巨人) 5億円

第10位タイに、巨人の主将として長年チームを牽引してきた坂本勇人が年俸5億円でランクイン。

前年から16.7%ダウン(約1億円減)となりました。


球史に名を残す巨人のレジェンドも、2025年で37歳。大ベテランの域に達し、成績は下がってきておりスタメン出場のない日もある状況。

ただ、遊撃手として通算2,000本安打を達成するなど、数々の記録を打ち立ててきた実績は確か。

巨人の象徴的存在として、まだまだ若手を牽引する役割を期待したいところです。

第9位:T.オースティン(DeNA) 5億1,200万円

DeNAの主砲タイラー・オースティンが9位で年俸5億1,200万円。

前年から17.7%アップ(約7,700万円増)となりました。


長打が打てて率も残せる上に守備力も高い優良助っ人で、日本球界にもしっかりと適応して結果を残しています。

一方で、怪我しやすくなかなかフルシーズン活躍できないのがネック。

DeNAが優勝を目指す上で、欠かせないピースのひとつといえるでしょう。

第8位:岡本和真(巨人) 5億4,000万円

巨人の主砲として打線の中心を担う岡本和真が8位で年俸5億4,000万円。

前年から28.6%の大幅アップ(約1億2,000万円増)となり、日本人野手としては村上に次ぐ高年俸を手にしています。


日本トップクラスのスラッガーであり、巨人不動の四番として長年チームを支えている岡本。

2024年シーズンは自身5度目となる打点王のタイトルを獲得し、まだ20代ながら巨人には絶対不可欠の選手。

2025年オフにはメジャーリーグ挑戦も視野に入れており、MLBでどのような成績を残すのかも注目したいところです。

第7位:近藤健介(ソフトバンク) 5億5,000万円

第7位は、2022年オフに日本ハムからFA移籍しソフトバンクと大型契約を結んだ近藤健介。年俸は5億5,000万円。

日本球界トップクラスの打者の1人で、その類まれなる選球眼で四球を多く選ぶほか打撃スキルも非常に高く、パンチ力も持つスキのない選手。

もともとは捕手だったものの、イップス気味だったことと打力を活かすために現在は外野手として出場しています。


2024年シーズンは首位打者を獲得し、出塁率・OPSも1位となり、チームのリーグ優勝に大きく貢献。

ソフトバンクの主軸として欠かせない存在です。

第6位:村上宗隆(ヤクルト) 6億円

日本人選手トップとなる第6位は、「令和の三冠王」村上宗隆で年俸6億円。

2022年には史上最年少(22歳)で三冠王に輝き、56本塁打という日本人のシーズン本塁打記録を打ち立てました。


2023年から結んでいる3年契約の最終年を迎え、2025年シーズンが日本でのプレー最終年。

2025年オフにはメジャー挑戦を表明しており、MLBでその長打力を発揮できるかが注目されています。

第5位:C.スチュワート・ジュニア(ソフトバンク) 7億円

ソフトバンクのカーター・スチュワート・ジュニアが5位で年俸7億円。

まともに活躍できた年数はまだ少ないものの、前年から536.4%という驚異的な大幅アップとなりました。


メジャーで1巡目に指名されるほどの有望株でありながら、検査で問題が見つかり契約金を下げられた影響もあってかホークスへ2019年に入団。

しばらくは戦力にならなかったものの、2024年シーズンは9勝4敗、防御率1.95とついにブレイクしポテンシャルの高さを見せつけました。


他の選手と比べると、現状は成績に見合わない高給取りであることは否めない。日本人でこの成績ならまだ1億円にも届いていないでしょう。

これからその評判を覆す成績を残してくれるのか、注目です。

第4位:T.バウアー(DeNA) 9億3,000万円

第4位は、メジャーリーグで2020年サイ・ヤング賞を受賞した実績を持つトレバー・バウアーで年俸9億3,000万円。

2024年はメジャー移籍を目指していたものの獲得球団はなく、2025年よりふたたびDeNAに復帰することが決まりました。


感情を表に出しながら闘志あふれる投球をする一方で、データを重視しトレーニングや投球に独自の理論を持つ頭脳派としても知られるバウアー。

NPB史上でも屈指の高年俸投手として、DeNAのエースとしての活躍が期待されます。

第2位タイ:L.モイネロ(ソフトバンク) 10億円

ソフトバンクのエース、リバン・モイネロが2位タイで年俸は10億円。前年から233.3%の大幅アップ(約7億円増)となりました。

キューバ出身の助っ人として見られがちですが、2017年に育成選手として入団して以来ホークス一筋の、生え抜きに近い選手。


長らく左のリリーフエース・クローザーとして防御率1点台の圧倒的な投球を続けてきたモイネロ。

2024年は先発に転向し、いきなり最優秀防御率のタイトルを獲得。


最速158km/hの直球と変化の大きいカーブ、コントロールの良さを活かし、奪三振率も非常に高いのが特徴。

2025年もホークスのエースとして君臨します。

第2位タイ:R.オスナ(ソフトバンク) 10億円

同じく2位タイで年俸10億円を手にしているのがソフトバンクのロベルト・オスナ

2022・2023年と圧倒的な投球で防御率0点台を記録したクローザー。

しかし、高額の長期契約を結んだ2024年シーズンは不安定な投球となり、防御率3.76に沈んでしまいました。


契約がどの程度成績に影響しているのかはわかりませんが、高額の長期契約が悪い方向にいってしまった代表例と言わざるを得ません。

2025年シーズンも全盛期の投球が取り戻せておらず、ホークスの守護神としては別の若い選手が台頭。

今後オスナをどのように使っていくのか、首脳陣としても頭が痛いところでしょう。

第1位:R.マルティネス(巨人) 12億円

2025年のNPB年俸ランキング第1位は、巨人の助っ人投手ライデル・マルティネスで年俸は12億円。

中日で圧倒的なクローザーとして君臨していたライマルが、移籍によりNo.1の年俸を獲得しました。


キューバから育成契約で中日に入団し、防御率0点台を記録するクローザーにまで成長したライデル・マルティネス。

巨人にはクローザーとして大勢選手がいたものの、2025年はライマルがクローザーに。

「優勝を経験したい」という希望が巨人で叶うのか、注目です。

【2025年】日本プロ野球(NPB)年俸ランキングTOP20 一覧表

順位 球団 選手名 ポジション 年齢 年俸(万円)
1位 巨人 R.マルティネス 投手 29歳 12億円
2位 ソフトバンク R.オスナ 投手 30歳 10億円
2位 ソフトバンク L.モイネロ 投手 30歳 10億円
4位 DeNA T.バウアー 投手 34歳 9億3000万円
5位 ソフトバンク C.スチュワート・Jr 投手 26歳 7億円
6位 ヤクルト 村上宗隆 内野手 25歳 6億円
7位 ソフトバンク 近藤健介 外野手 32歳 5億5000万円
8位 巨人 岡本和真 内野手 29歳 5億4000万円
9位 DeNA T.オースティン 内野手 34歳 5億1200万円
10位 巨人 坂本勇人 内野手 37歳 5億円
10位 楽天 浅村栄斗 内野手 35歳 5億円
10位 ヤクルト 山田哲人 内野手 33歳 5億円
13位 ソフトバンク 柳田悠岐 外野手 37歳 4億7000万円
14位 ヤクルト J.オスナ 内野手 33歳 4億6500万円
15位 ソフトバンク 山川穂高 内野手 34歳 4億5000万円
16位 ロッテ G.ポランコ 外野手 34歳 4億円
16位 ソフトバンク 有原航平 投手 33歳 4億円
16位 オリックス 森友哉 捕手 30歳 4億円
19位 ヤクルト D.サンタナ 外野手 33歳 3億8750万円
20位 阪神 近本光司 外野手 31歳 3億7000万円

日本プロ野球(NPB)年俸ランキングTOP20 まとめ

日本人での最高年俸は村上宗隆の6億円で、順位は第6位。

トップ5はすべて外国人選手が占める結果となりました。

1位のライデル・マルティネス、2位のモイネロあたりは圧倒的な成績もあり納得感があるものの、それ以外は「もらいすぎでは?」と思わなくもない顔ぶれ。国外も含めた他球団との争奪戦もあるでしょうし、仕方ない面もあるのでしょうが。。。


2025年シーズンは、これらの高額年俸選手たちがどのような活躍を見せるのか、そして投資に見合った結果を残せるのか?

そういった視点でプロ野球を楽しむのもいいかもしれませんね!

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