生え抜きの日本人選手を中心に、若く才能ある選手がそろっている2025年シーズンの阪神タイガース。
2020年代からはセ・リーグでもNo.1の成績を残しており、2023年にはリーグ優勝・日本一を経験。2025年シーズンも圧倒的な強さで優勝を果たしました。
近年の躍進を支えた主力選手たちの年俸による評価はどうなっているのか?
この記事では、阪神タイガース選手の推定年俸ランキング トップ10を下位から順に紹介。
活躍している選手、推しの選手がいくらもらっていて、チーム内では何番目の年俸なのか?チェックしてみてください。
第10位タイ:ニック・ネルソン(1億4000万円)
メジャーリーグのヤンキース、フィリーズに所属していた右腕ニック・ネルソンが、第10位タイで年俸1億4,000万円。
この投手の最大の武器はパワフルな速球で、鋭く落ちるチェンジアップも大きな武器。
基本的には中継ぎ登板が多いリリーバーですが、2025年には先発初勝利も挙げました。
ピンチの場面で頼りになる存在として、2025年シーズンは勝ちパターンの一角を担うことが期待されています。
第10位タイ:伊藤将司(1億4000万円)
日本一になった2023年には、先発の柱として大活躍した伊藤将司が第10位タイ。年俸は1億4,000万円。
2024年は調子が上がらず、4勝5敗、防御率4.62と不本意な成績。村上、才木、髙橋遥人といった先発の影に隠れつつあります。
勝負の2025年はかつての輝きを取り戻せるのか、注目したいところ。
第9位:中野拓夢(1億4500万円)
守備の要であり、ミートが上手く足も速い二番打者としてタイガースに欠かせない存在が中野拓夢。年俸は1億4500万円。
負担の大きい遊撃や二塁の守備も難なくこなし、ゴールデングラブ賞の受賞歴もあります。
安定した守備力と抜群の野球センスを持ち、打撃面では派手さはないものの出塁して足でかき回すことのできる選手。
近本とともに、虎の切り込み隊長として2025年も重要な役割を担います。
第8位:佐藤輝明(1億5000万円)
豪快なフルスイングで一振りで試合の流れを変える。そんな魅力を持つのが、背番号8の佐藤輝明。推定年俸は1億5000万円。
まだ20代半ばと若いながらも、チームの4番として君臨。2024年のホームランは16本に留まったものの、数字以上のロマンを感じさせてくれる”未完の大器”です。
デビューしてしばらくは三塁守備に不安を抱えていたものの、徐々に上達してきており良い守備も見せるように。
2025年シーズンにはついに大ブレイクを果たし、2位に圧倒的な差をつけての本塁打王、打点王を獲得しました。年俸のさらなる大幅アップも間違いなし。
第7位:梅野隆太郎(1億6000万円)
阪神の正捕手として長年チームを支えてきたベテラン、梅野隆太郎。年俸は1億6,000万円。
投手陣をリードする彼のキャッチング・フレーミング技術と配球術、強肩は投手たちからの信頼も厚いものがあります。
打撃面では決して派手さはないものの、要所で勝負強さを発揮。
経験豊富なベテランとして、坂本とともに2025年も若い投手陣を導く役割が期待されます。
第6位:岩崎優(2億円)
第6位は虎の守護神・岩崎優で、年俸2億円。
クローザーによくいる豪速球とスプリットのピッチャーとは異なり、球速はさほど速くなくとも”球が速く見える”独特のフォームと強靭なメンタルが武器。
タイガースには他にもっと防御率の良いピッチャーはいるものの、岩崎がクローザーを任されるのは9回を締めるプレッシャーに打ち勝てる精神力も評価されているのでしょう。
2025年も、強力なタイガース投手陣の最後を締める役割を果たします。
第5位:ジェレミー・ビーズリー(2億4000万円)
MLBのダイヤモンドバックス、ブルージェイズでの登板経験があるジェレミー・ビーズリーが年俸2億4000万円で第5位。
2023年、2024年と防御率2点台前半の安定した成績を残し、1億2000万からの倍増となっています。
力強い速球とスプリット、曲がりの大きいスライダーが武器。
2025年シーズンも、チームの勝利に貢献する投球を期待したいところです。
第3位タイ:西勇輝(3億円)
オリックスから2019年に移籍して以来、阪神の先発ローテーションを支えてきた西勇輝が第3位タイ。年俸は3億円。
技巧派右腕として知られ、制球力の高さと多彩な変化球、強気の攻めで打者を抑え込むスタイルが特徴。若手投手の手本となる存在でもあります。
2024年は6勝7敗ながら、防御率2.24と健在をアピール。ただ2025年はケガもあってか苦戦しているようです。
第3位タイ:ハビー・ゲラ(3億円)
西と同じく年俸3億円で3位タイとなったのが、パナマ出身のハビー・ゲラ投手。
2024年は岩崎とダブルクローザーとして、1勝4敗14セーブ31ホールド、防御率1.55と活躍。
メジャー経験者の実力を遺憾なく発揮しました。
2025年シーズンもリリーフ陣を支えたいところでしたが、6登板で防御率13.50と厳しい結果で退団濃厚となっています。
第2位:大山悠輔(3億4000万円)
チームの主砲として長年活躍を続けているのが、背番号3の大山悠輔。
ホームラン数は10〜20本台、打率は2割台中盤〜後半程度と派手さはないものの安定した成績を残している大山。
勝負強さと「フォー・ザ・チーム」を愚直なまでに貫く姿勢が特に高く評価されています。
守備も手堅く、一塁手に転向後も2023年にゴールデングラブ賞を獲得。
推定年俸3億4000万円は、阪神打線の中心を長らく担う球団の顔としての評価ともいえるでしょう。
第1位:近本光司(3億7000万円)
阪神タイガース2025年の年俸ランキング、栄えある第1位に輝いたのは虎のリードオフマン・近本光司。推定年俸は3億7000万円。
バットコントロール能力が高い上に球界でも指折りの俊足も兼ね備えた、12球団を見渡してもなかなかいない理想的な1番打者。
加えて守備範囲も広く、攻守にわたってチームを牽引する阪神には絶対に欠かせない選手です。
大阪ガス時代には好業績を残し、将来の重役昇進も十分ありうるとの評価をされていたとのこと。
その活躍に加え兵庫県出身ということもあり、佐藤輝明とともに球団トップクラスの人気を誇る近本。
年俸ランキング1位に異論を唱える野球ファンは誰一人いないでしょう。
阪神タイガース2025年俸ランキング一覧表
| 順位 | 選手名 | 年齢 | ポジション | 年俸(推定) |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 近本光司 | 30歳 | 外野手 | 3億7000万円 |
| 2位 | 大山悠輔 | 30歳 | 内野手 | 3億4000万円 |
| 3位 | ハビー・ゲラ | 29歳 | 投手 | 3億円 |
| 3位 | 西勇輝 | 34歳 | 投手 | 3億円 |
| 5位 | ジェレミー・ビーズリー | 29歳 | 投手 | 2億4000万円 |
| 6位 | 岩崎優 | 33歳 | 投手 | 2億円 |
| 7位 | 梅野隆太郎 | 33歳 | 捕手 | 1億6000万円 |
| 8位 | 佐藤輝明 | 25歳 | 内野手 | 1億5000万円 |
| 9位 | 中野拓夢 | 28歳 | 内野手 | 1億4500万円 |
| 10位 | ニック・ネルソン | 29歳 | 投手 | 1億4000万円 |
| 10位 | 伊藤将司 | 28歳 | 投手 | 1億4000万円 |

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