世界の人口ランキングTOP10。第1位は中国、それともインド？日本は何位？

地球の70％は水に覆われており、陸地は30%のみ。その中で、私たち人間がどの国にどれだけ生息しているのでしょうか。

人口の多さは、文化や経済、政治に大きな影響を与えます。
また、その背景には歴史や地理、さらには国際政策の影響が見え隠れします。

地球上の7.8億人以上の人々が住む国々の中で、トップ10に名を連ねる国は、どのような特色や背景を持っているのでしょうか？

この記事では、世界の人口ランキングTOP10（世界人口白書2023による）を紹介。

世界の人々がどこにどれだけ集まって生活しているのか、その興味深い情報を共に探る旅に、是非ともお付き合いください。

第10位 メキシコ 1億2,850万人

メキシコは、古代のマヤ文明やアステカ文明の遺跡と、現代の都市生活が融合する国。

約1億3千万人の人口を抱えるこの国は、タコスやテキーラ、そして情熱的なダンスや音楽で知られています。

豊かな文化と歴史、そして美しい海岸線や自然が魅力。

第9位 ロシア 1億4,440万人

ユーラシア大陸を跨ぐロシアは、1億4千万人の人口を有する大国。

凍てつくシベリアの大地から、美しいサンクトペテルブルクの街並みまで、広大な国土に多様な風景や文化が広がっています。

ボルシチやウォッカ、そして古代からの歴史や文化を感じることができる国です。

第8位 バングラデシュ 1億7,300万人

デルタの国バングラデシュは、1億7千万人の人口をこの狭い土地に抱えています。

洪水やサイクロンといった自然災害に立ち向かいながらも、人々は前向きに生きています。

伝統的な手工業や農業が盛んで、独自の文化や食文化を楽しむことができます。

第7位 ブラジル 2億1,640万人

サンバやカーニバルで有名なブラジル。

2億1千万人の人口を有するこの国は、南米の広大な土地に広がる熱帯雨林や美しいビーチ、そして情熱的な人々で知られています。

サッカーをこよなく愛し、多彩な文化と伝統を持つブラジルは、常に活気に満ち溢れています。

第6位 ナイジェリア 2億2,380万人

アフリカ大陸のジャイアント、ナイジェリア。

人口2億人を超えるこの国は、多様な民族と文化、言語が融合しています。

石油資源が豊富で、経済の中心としての役割を果たしている国。

ナイジェリアの音楽やファッションも国際的に注目されており、アフリカの新しい文化の中心としての地位を築いています。

第5位 パキスタン 2億4,050万人

古代のインダス文明が栄えた地、パキスタン。

2億4千万人の人口を抱えるこの国は、イスラム文化の影響を受けつつも、多様な民族や言語が共存しています。

豊かな歴史と文化を持つ一方で、経済や社会の発展のための挑戦も多く、新しい時代をまさに迎えようとしているところ。

第4位 インドネシア 2億7,750万人

インドネシアは、17,000以上もの島々から成る世界最大の島国。

2億7千万人の人口を有し、多様な民族や文化、宗教が混ざり合う場所でもあります。

美しいビーチや歴史的な寺院、火山など、自然と文化の宝庫。イスラム教の国としても知られていますが、それぞれの地域で独自の伝統や祭りが存在します。

第3位 アメリカ 3億4,000万人

自由と夢の国、アメリカ。
3億4千万人の人口を誇るこの巨大な国は、50の異なる州から成り立っています。

ハリウッドの映画からシリコンバレーのテクノロジーまで、アメリカは世界中にその文化と影響力を広げています。

移民の国として多様性を大切にし、それぞれの背景や文化が融合することで独自のカルチャーを築き上げています。

第2位 中国 14億2,570万人

14億人を超える人口を持つ中国は、古代から続く歴史と現代の急速な変革が交錯する国。

一人っ子政策の終息と都市化の進行により、中国の人口動態は大きな転換点を迎えています。

経済大国としての地位を確立し、新しい技術やイノベーションを推進する中国は、これからも世界の未来を形成する中心的役割を果たしていくことでしょう。

第1位 インド 14億2,860万人

インドは、神秘的な文化とダイナミックな都市が融合する場所として知られています。

14億人以上を数える人口を考えると、地球上の約6人に1人がインド人という驚くべき計算に。

各州ごとに異なる言語、伝統、食文化があり、まるでいくつもの国が一つになったような多様性を持っているのも特徴。
この人口の多さは、驚異的な経済成長とともに、今後のグローバルな市場でのインドの役割を予感させます。

第12位 日本 1億2,330万人

日本は人口が減少傾向にあり、2023年のランキングでは12位まで順位を下げました。

約1億3千万人の人口を持ちながら、少子高齢化が進み都市部と地方の人口の差異が年々顕著に。
特に、東京を含む首都圏はには人口が集中しています。

一方で過疎化が進む地域では、昔ながらの伝統や風景が色濃く残っていながらも、それを後世にどう受け継いでいくかが大きな課題。

この国の深い魅力を形成しているそれぞれの地域の個性や魅力を、人口が減っていく中でどう残し発展していくか注目したいところです。

TOP10ランキング表

（世界人口白書2023による）