世界でもっとも大きい像ランキングTOP10

牛久大仏

この記事では、世界でもっとも大きい像をランキング形式で紹介

これらの像は、宗教的、歴史的、文化的な象徴であり、多くの観光客を惹きつける存在。

それぞれの像には、その国や地域の誇りや祈りが込められています。


特にアジアや南アメリカには、圧倒的な高さを誇る像が集中しており、これらの地域の信仰や文化的背景を反映しています。

世界中の壮大な像の歴史や背景を知ることで、その規模感と意味を体感してみましょう。

第10位 北海道天徳大観音 (日本) 88m

北海道芦別市にある天徳大観音は、1989年に完成した88メートルの高さを誇る観音像。

北海道の雄大な自然に囲まれ、その荘厳な姿は遠くからも目を引きます。


現在は宗教団体が管理しているため、一般人の立ち入りは不可。

とはいえ、自然の中にそびえ立つ姿が特徴的な北海道で一番大きな像には違いありません。

第9位 仙台大観音 (日本) 92m

宮城県仙台市にある仙台大観音は、高さ92メートルを誇る巨大な観音像。

1991年に完成し、東北地方一の巨大像として親しまれています。


観音菩薩を表すこの像の内部には仏教の展示や展望スペースがあり、観光スポットとしても人気。

周囲の自然と調和し、四季折々の風景を楽しむことができます。


仙台大観音は、地域の平和と繁栄を祈念し、多くの参拝者が訪れるスポットとなっています。

第8位 タイの大仏(タイ) 92m

タイのワット・ムアンにあるタイの大仏は、タイ国内で最も大きく、世界でも8番目に高い像。

高さは92メートルに達し、2008年に完成しました。


この像は、コンクリート製で金色に塗られており、平和と静寂を象徴しています。

多くの観光客や巡礼者が訪れ、地域の観光業にも大きく貢献。


タイの文化的・宗教的な象徴としても重要な存在です。

第7位 すべてのアジアの母 (フィリピン) 98.15m

すべてのアジアの母(Mother of All Asia)」は、フィリピンのバタンガス市にある高さ98.15メートルの聖母マリア像。

これは世界で最も高い聖母マリア像で、2021年に完成しました。

像は平和とアジア全域の統一を象徴しており、多くの巡礼者や観光客を引きつけています。


このプロジェクトは、2006年に地元政治家の提案を受け、カトリックの司祭フェルナンド・スアレスによって構想されたもの。

敷地は、フィリピンのカトリック信仰と宗教的観光を促進する目的で寄付され、当初の資金は2009年に集められましたが、複雑な事情で遅れが生じました。


この巨大な像には、教会や展示ホール、20のチャペル、展望デッキなど、訪問者が利用できる多様な施設が備えられており、フィリピン国内外から多くの信者が訪れる重要な巡礼地となっています​。

第6位 亀山千手千眼観音 (中国) 99m

中国の四川省にある亀山千手千眼観音像は、高さ99メートルを誇る巨大な仏像。

観音菩薩を祀り、千の手と眼で世界を見守るとされています。


宗教的な象徴として多くの参拝者を集め、仏教信仰の中心地ともなっているこの像。

近代的な建築技術を駆使して造られたこの像は、荘厳な存在感を放っています。


亀山千手千眼観音は、地域の信仰と文化を深く反映しており、その美しさと威厳は観光客を魅了してやみません。

第5位 牛久大仏 (日本) 100m

牛久大仏

茨城県にある牛久大仏は、高さ100メートルの立像で、仏教の教えを象徴する存在。

1993年に完成し、内部には仏教に関する展示施設や瞑想室があります。


この大仏は、日本国内外から多くの参拝者や観光客を惹きつけており、周囲には四季折々の自然が広がる公園も。

静寂と平和を象徴し、訪れる人々に深い精神的な安らぎを与えているこの像は、日本でも最も大きな仏像として知られています。

第4位 信仰の像 (インド) 106m

インドのラージャスターン州にある「信仰の像(Vishwas Swaroopam)」は、2022年に完成した高さ106メートルの巨大なシヴァ神像。

インド国内でも最大級のシヴァ像で、神聖な存在として多くの信者や観光客が訪れる場所です。


この像は、平和と信仰を象徴しており、地域の文化と宗教の重要なシンボル。

像の周辺には寺院や瞑想エリアが設けられ、訪れる人々に精神的な安らぎを提供します。


「信仰の像」は、インド国内だけでなく、世界中のヒンドゥー教徒にとっても重要な巡礼地です。

第3位 レイチュンセッチャー大仏 (ミャンマー) 116m

ミャンマーにあるレイチュンセッチャー大仏は、高さ116メートルの巨大な立像で、ミャンマー最大の仏像として知られています。

2008年に完成し、仏教徒の重要な巡礼地のひとつ。


この像は、周囲の風景とともに圧倒的な存在感を放ち、訪れる人々を感動させます。

また、内部には仏教に関する展示があり、観光客も多く訪れるスポット。


ミャンマーの仏教信仰を象徴する存在であり、その高さと威厳は国内外で高く評価されています。

第2位 魯山大仏 (中国) 128m

中国河南省にある魯山大仏は、高さ128メートルの巨大な仏像。

台座も含めると153メートルに達し、仏教の教えと繁栄を象徴しています。


世界でも有数の高さを誇り、周囲の山々と調和した壮大な景観を持つ魯山大仏。

2002年に完成し、その存在感と美しさが訪れる人々を魅了します。


魯山大仏は中国の仏教文化の象徴として、これからも観光と信仰の両方の面で大きな役割を果たしていくことでしょう。

第1位 統一の像 (インド) 182m

インドのグジャラート州にある「統一の像」は、全長182メートルという驚異的な高さを誇り、世界で最も高い像。

2018年に完成し、インドの独立運動の英雄サルダール・ヴァッラブバーイー・パテールを称えています。


周囲には博物館や観光施設が整備され、巨大な基壇の上に立っている統一の像。

観光名所としても人気があり、多くの観光客が訪れます。


インドの統一を象徴する存在として、国内外で高い評価を受けています。

世界でもっとも大きい像ランキングTOP10の一覧

順位 名称 大きさ
第1位(金メダル)第1位 統一の像 インド 182m
第2位(銀メダル)第2位 魯山大仏 中国 128m
第3位(銅メダル)第3位 レイチュンセッチャー大仏 ミャンマー 116m
第4位 信仰の像 インド 106m
第5位 牛久大仏 日本 100m
第6位 亀山千手千眼観音 中国 99m
第7位 すべてのアジアの母 フィリピン 98.15m
第8位 タイの大仏 タイ 92m
第9位 仙台大観音 日本 92m
第10位 北海道天徳大観音 日本 88m

(出典:Top 10 biggest statues in the world 2024 – Science Focus

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です