【2025年】トロント・ブルージェイズ選手の年俸ランキング トップ10

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ブルージェイズ年俸ランキング トップ10 世界のスポーツ

2025年シーズン、32年ぶりとなるワールドシリーズ進出を果たしたトロント・ブルージェイズ

ドジャースと7戦にわたる死闘を繰り広げ惜しくも敗れたものの、前年の地区最下位からとてつもない進化を遂げました。

打撃・投手成績でいえば勝ったドジャースより上で、その強さを感じたファンも多かったのでは。
【参考】【2025年】MLBチーム総年俸ランキング


本記事では、このブルージェイズの躍進を支えた選手たちの年俸ランキングTOP10を紹介。

総額2億3,418万ドル(約351億円)に及ぶ主力選手たちの年俸と実績を見ていきましょう。

10位:チャド・グリーン – 1,050万ドル(約15億7,500万円)

年俸1,050万ドル(約15億7,500万円)のチャド・グリーンが第10位。

33歳のベテラン右腕リリーフ投手で、セットアッパーやクローザーとしての経験が豊富な選手。

ヤンキース時代から通算して安定した成績を残してきました。


高年俸で活躍が期待されたものの、成績不振で8月に契約解除。

ワールドシリーズには出場していません。

9位:アンドレス・ヒメネス – 1,057万1,428ドル(約15億8,571万円)

キューバ出身のアンドレス・ヒメネスは、年俸1,057万1,428ドル(約15億8,571万円)で第9位。

2025年にガーディアンズからトレードで加入した27歳の内野手で、ブルージェイズでは主にショートで出場。


MLB選手としてはやや小柄で、守備力の高い俊足巧打の選手です。

盗塁も得意としており、スピードを活かした走塁でチームに勢いをもたらします。

打撃成績のわりに年俸が高いのは、その俊足と守備範囲の広さが評価されているということなのでしょう。

8位:アンソニー・サンタンダー – 1,372万ドル(約20億5,800万円)

第8位は、ベネズエラ出身のアンソニー・サンタンダーで年俸1,372万ドル(約20億5,800万円)。

オリオールズ時代から長打力で知られるスイッチヒッターで、シーズン20本塁打以上を複数回記録。2024年には44ホームランを打ち、シルバースラッガー賞も受賞。

外野の守備でも強肩を活かしたプレーを見せ、攻守にわたってチームに貢献できる選手です。


スプリンガーやゲレロJr.とともに強力クリーンナップを組むことが期待されましたが、2025年はケガと不振に悩まされてしまう結果に。

ワールドシリーズでの出場はありませんでした。

7位:マックス・シャーザー – 1,550万ドル(約23億2,500万円)

MLB史に名を刻む大投手マックス・シャーザーが、年俸1,550万ドル(約23億2,500万円)で第7位。

ケガによる離脱はあったものの、41歳を迎えてなお気迫あふれる投球でブルージェイズのローテーションの一角を担いました。

通算3度のサイ・ヤング賞受賞、8度のオールスター選出という圧倒的な実績を持つレジェンドです。


かつてほどの球速はないものの、長年培ってきた投球術と勝負勘は健在。

若手投手たちにとって、殿堂入り確実のレジェンドと同じチームでプレーできることは、何物にも代えがたい経験のはず。


ポストシーズンでの経験値は誰よりも豊富で、プレッシャーのかかる場面でも動じない精神力はさすがの一言。ワールドシリーズでも第3戦、第7戦の先発を務めました。

オフにはFAとなるシャーザー。移籍か残留か引退か、注目を集めています。

6位:ボー・ビシェット – 1,758万3,334ドル(約26億3,750万円)

年俸1,758万3,334ドル(約26億3,750万円)を得る背番号11のボー・ビシェットは、強打者として名を馳せた父ダンテ・ビシェット(元MLB選手)の血を引く2世スター。

26歳にしてすでにチームの中心選手として確固たる地位を築いており、二塁手・遊撃手としても守備範囲の広さと強肩で球界屈指のレベルを誇ります。


パワーとスピードを兼ね備えた万能型の選手で、打率3割や本塁打20本以上を複数回記録。

オールスター選出の実績も持ち、27歳という若さから考えても将来性は計り知れません。


2025年のポストシーズンでは打率.348と大活躍。ワールドシリーズでは、第7戦で大谷投手から3ランホームランを打ったのも記憶に新しい。

ゲレロJr.とともにチームの未来を担う存在として、フリーエージェントになる前の長期契約での残留が球団の課題となるでしょう。

5位:ホセ・べリオス – 1,900万ドル(約28億5,000万円)

第5位は、プエルトリコ出身のホセ・べリオスで年俸1,900万ドル(約28億5,000万円)。

長年にわたってチームのローテーションを支えており、年間200イニング以上を投げる耐久性の高さが最大の武器。


カーブとチェンジアップを効果的に使い分ける投球スタイルに加え、速球のスピードも申し分なく、奪三振能力に優れているのが特徴。

さほど防御率は良くないものの、いわゆる「イニングイーター」としてチームに欠かせない存在です。


ブルージェイズ移籍後もその実力を遺憾なく発揮。ゴーズマン、バシットとともに先発ローテーションの中核を担い、30回もの先発登板を果たしました。

ただ、ポストシーズン前に故障してしまいワールドシリーズには不出場。

4位:クリス・バシット – 2,200万ドル(約33億円)

年俸2,200万ドル(約33億円)を手にする背番号40の右腕クリス・バシット(バジット)は、36歳のベテラン投手として先発ローテーションを担う選手。

多彩な変化球と精密な制球力を駆使して打者のタイミングを外す投球術は、年齢を重ねてもなお健在。


2025年のポストシーズンではリリーフに回り、その豊富な経験を活かして重要な試合で登板。防御率1.04と活躍しました。

ドジャースとのワールドシリーズでは7試合中5試合に登板し、許したのは最終7戦の1点のみ。

チームに安定感をもたらし、どんな役割でもこなせる選手です。

3位:ケビン・ゴーズマン – 2,300万ドル(約34億5,000万円)

ブルージェイズ先発ローテーションの絶対的な柱として、背番号34を背負う右腕ケビン・ゴーズマン(ガウスマン)

年俸は2,300万ドル(約34億5,000万円)で、チーム内で第3位。

34歳のベテランながら衰え知らずの投球を続ける彼は、最速160km/hを超える速球とスプリッター(フォークボール)を武器とする本格派投手として知られています。


2022年にオールスターに選出され、サイ・ヤング賞の投票でも上位にランクインした実績を持つゴーズマンの真骨頂は、その安定感。

ほとんど毎回のように6イニング以上を投げ、ブルペンの負担を軽減する役割も果たします。

奪三振率の高さと制球力の良さを兼ね備えており、相手打線を効率的に抑え込む投球術はさすが。


ワールドシリーズでは第2戦・第6戦に投げ6回3失点とクオリティ・スタートを果たしたものの、いずれも山本由伸投手と当たったこともあり敗戦投手となっています。

2位:ジョージ・スプリンガー – 2,416万6,666ドル(約36億2,500万円)

年俸2,416万6,666ドル(約36億2,500万円)を得る36歳のベテラン外野手ジョージ・スプリンガーが第2位。

2017年ワールドシリーズMVP、4度のオールスター選出、2度のシルバースラッガー賞という輝かしいキャリアを持つ、パワーとスピードを兼ね備えたブルージェイズの中心選手です。


2025年シーズンの最大のハイライトは、リーグチャンピオンシップシリーズ第7戦での劇的な3ランホームラン。

6回まで1-3とビハインドの状況から7回に放ったこの一発が試合をひっくり返し、ブルージェイズを32年ぶりのワールドシリーズへと導きました。

ワールドシリーズでも打率.380を超えるハイアベレージを記録。


年齢的には下降期に差し掛かってもおかしくないですが、2025年はシーズン成績も.309、本塁打32本、18盗塁と大活躍。

まだまだチームの主力として輝き続けそうです。

1位:ブラディミル・ゲレロJr. – 2,850万ドル(約42億7,500万円)

ブルージェイズの顔として君臨するブラディミル(ウラジーミル)・ゲレロJr.が、堂々のチーム最高年俸。

26歳にして年俸2,850万ドル(約42億7,500万円)を獲得しており、調停権を持つ選手としてはMLB史上3番目の高額年俸。その市場価値の高さを物語っています。


2025年は、シーズンはもちろんポストシーズンでの活躍も圧巻。

ディビジョンシリーズでチーム史上初のプレーオフグランドスラムを放つと、リーグチャンピオンシップシリーズではマリナーズを相手に打率.385、OPS1.330という驚異的な数字を叩き出してALCS MVPを獲得。

ワールドシリーズでは大谷翔平から決勝弾を放つなど、まさにスーパースターとしての存在感を見せつけました。ポストシーズン全体での打率はなんと.442。

観戦したファンなら、その威圧感と打力に恐ろしさを覚えた方も多いことでしょう。


カナダ・モントリオール生まれのフランチャイズプレイヤーであり、殿堂入りした父ウラディミール・ゲレロの遺伝子を受け継ぐゲレロJr。

これからもMLBを代表する強打者として、ブルージェイズを引っ張っていくことでしょう。

2025年ブルージェイズ年俸ランキング一覧表

順位 選手名 年俸(ドル) 年俸(円)
1 ブラディミル・ゲレロJr. $28,500,000 約42億7,500万円
2 ジョージ・スプリンガー $24,166,666 約36億2,500万円
3 ケビン・ゴーズマン $23,000,000 約34億5,000万円
4 クリス・バシット $22,000,000 約33億円
5 ホセ・べリオス $19,000,000 約28億5,000万円
6 ボー・ビシェット $17,583,334 約26億3,750万円
7 マックス・シャーザー $15,500,000 約23億2,500万円
8 アンソニー・サンタンダー $13,720,000 約20億5,800万円
9 アンドレス・ヒメネス $10,571,428 約15億8,571万円
10 チャド・グリーン $10,500,000 約15億7,500万円
11 シェーン・ビーバー $10,000,000 約15億円
12 ドールトン・バーショ $8,200,000 約12億3,000万円
13 サラントニー・ドミンゲス $8,000,000 約12億円
14 ジェフ・ホフマン $7,666,666 約11億5,000万円
15 イミ・ガルシア $7,500,000 約11億2,500万円
16 ジャリエル・ロドリゲス $7,000,000 約10億5,000万円
17 マイルズ・ストロー $6,400,000 約9億6,000万円
18 アイザイア・カイナー・ファレファ $6,283,000 約9億4,245万円
19 アレハンドロ・カーク $4,600,000 約6億9,000万円
20 エリック・スワンソン $3,000,000 約4億5,000万円

ブルージェイズ年俸ランキング2025 トップ10 まとめ

前年地区最下位にしては多い、MLBチームでは第5位にあたる年俸総額2億3,418万ドル(約351億円)を払っていたブルージェイズ

2025年シーズンは32年ぶりのワールドシリーズ進出である程度報われたものの、惜しくもワールドシリーズ制覇は逃す結果に。


ですが、王者ドジャースをギリギリまで追い詰めたその強さは本物。

2026年がどのような布陣になるのかはわかりませんが、ブルージェイズはこれから黄金時代を迎えるのかもしれません。

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