時代を超えて愛される名作アルバムが数多く存在する、日本の音楽史。
その中には驚異的な売上を記録したアルバムがあり、音楽ファンだけでなく幅広い世代に感動を与え続けています。
この記事では、日本で最も売れた音楽アルバムTOP10を紹介。
これらの作品は、アーティストの個性や時代背景を反映しながら、多くのファンの心をつかみました。
その成功の裏には、時代を象徴する楽曲や独自の魅力が秘められています。
名盤たちの魅力を振り返りながら、なぜこれほどの人気を集めたのか、その理由を探っていきましょう。
- 第10位 Time to Destination(1998)Every Little Thing 352万枚
- 第9位 delicious way(2000)倉木麻衣 353万枚
- 第8位 DEEP RIVER(2002)宇多田ヒカル 360.5万枚
- 第7位 globe(1996)globe 413.6万枚
- 第6位 A BEST(2001)浜崎あゆみ 429.4万枚
- 第5位 B’z The Best “Treasure”(1998)B’z 443.9万枚
- 第4位 Distance(2001)宇多田ヒカル 447.2万枚
- 第3位 REVIEW 〜BEST OF GLAY(1997)GLAY 487.6万枚
- 第2位 B’z The Best “Pleasure”(1998)B’z 513.6万枚
- 第1位 First Love(1999)宇多田ヒカル 765万枚
- 日本でもっとも売れた音楽アルバムランキングTOP10の一覧
第10位 Time to Destination(1998)Every Little Thing 352万枚
1998年にリリースされたEvery Little Thingのセカンドアルバム『Time to Destination』。
累計350万枚以上のセールスを記録し、ELTの名を広く知らしめた一枚です。
「Time goes by」や「For the moment」などの名曲シングルが収録され、持田香織の透き通るような歌声が印象的。
当時のJ-POPシーンを代表するアルバムとして、多くのファンの心に残り続けています。
第9位 delicious way(2000)倉木麻衣 353万枚
国内で350万枚以上を売り上げた倉木麻衣のデビューアルバム『delicious way』は、2000年リリース。
爽やかで透明感のある歌声が、多くのリスナーを魅了しました。
「Stay by my side」や「Secret of my heart」など、切なくもキャッチーな楽曲が揃っています。ポップとR&Bを融合させたサウンドが特徴的。
彼女のフレッシュな魅力が詰まったこのアルバムは、今も色褪せることなく、新たなリスナーを引きつけています。
第8位 DEEP RIVER(2002)宇多田ヒカル 360.5万枚
2002年にリリースされた宇多田ヒカルのサードアルバム『DEEP RIVER』は、国内外で高い評価を受けた作品。
累計売上は約360万枚以上に達し、成熟した音楽性を示しました。
「traveling」や「光」など、シングルヒット曲を含む内容は、多彩なジャンルに挑戦しながらも一貫した世界観を持っています。
彼女の音楽的進化が強く感じられる一枚です。
心に深く響く歌詞と美しいメロディが特徴のこのアルバムは、リスナーを感情の旅へと誘います。
第7位 globe(1996)globe 413.6万枚
1996年にリリースされたglobeのデビューアルバム『globe』は、国内で400万枚以上のセールスを記録。
小室哲哉プロデュースによる一大プロジェクトの成功例として語り継がれています。
「DEPARTURES」や「Feel Like dance」といった楽曲は、90年代のダンスミュージックブームを象徴する存在。
KEIKOの透き通った歌声と小室のサウンドが完璧に融合しています。
日本の音楽シーンに革命をもたらしたこのアルバムは、現在もその輝きを失わない名盤として愛されています。
第6位 A BEST(2001)浜崎あゆみ 429.4万枚
浜崎あゆみのベストアルバム『A BEST』は、国内外で大きな話題を呼びました。
累計売上400万枚以上を記録し、彼女の絶頂期を象徴する一枚です。リリースは2001年。
「M」や「SEASONS」といった大ヒット曲が収録され、彼女の音楽的成長や多彩な魅力を感じさせます。
歌詞には自己表現が色濃く反映され、若い女性を中心に多くのファンの共感を呼びました。
J-POPシーンを席巻した彼女の軌跡を一度に堪能できるこのアルバムは、音楽ファンにとって必聴の名盤です。
第5位 B’z The Best “Treasure”(1998)B’z 443.9万枚
1998年にリリースされた『B’z The Best “Treasure”』は、ファン投票で選ばれた楽曲を中心に構成されたベストアルバム。
前作『Pleasure』に続き、こちらも大ヒットを記録しました。
「ALONE」や「LOVE ME, I LOVE YOU」など、多くの人々に愛された名曲が満載。
バンドの持つ幅広い音楽性が感じられる一枚です。
ファンとのつながりを感じさせるこのアルバムは、B’zの軌跡をたどる上で欠かせない存在。
心を揺さぶる名曲の数々が詰まっています。
第4位 Distance(2001)宇多田ヒカル 447.2万枚
宇多田ヒカルのセカンドアルバム『Distance』は、2001年にリリースされ、国内で約450万枚を売り上げました。
前作『First Love』に続き、圧倒的な存在感を放つ作品です。
「Can You Keep A Secret?」や「Wait & See ~リスク~」といったヒット曲が並び、成熟した歌声と音楽性の進化が感じられます。
その多彩なサウンドに、多くのファンが魅了されました。
前作以上に深みのある世界観と、時代を象徴する楽曲たち。
このアルバムが示した宇多田ヒカルの進化は、多くの音楽ファンに衝撃を与えました。
第3位 REVIEW 〜BEST OF GLAY(1997)GLAY 487.6万枚
1997年リリースのGLAY初のベストアルバム『REVIEW 〜BEST OF GLAY』は、累計売上480万枚以上を記録。
J-POP史に残る大ヒットとなりました。
「HOWEVER」や「グロリアス」など、名曲ぞろいの内容はファンにとって夢のような一枚。
メロディアスなロックと切ない歌詞が融合し、多くの人々の心を掴みました。
GLAYの音楽の魅力を余すことなく凝縮した本作は、初めてGLAYに触れる人にもおすすめ。
バンドの軌跡を感じられる一枚です。
第2位 B’z The Best “Pleasure”(1998)B’z 513.6万枚
1998年にリリースされたB’z初のベストアルバム『B’z The Best “Pleasure”』は、初週で200万枚以上を売り上げる大ヒットを記録しました。
彼らのキャリアの前半を代表する名曲が集まった一枚です。
「LOVE PHANTOM」や「今夜月の見える丘に」など、ファンにとっては欠かせない楽曲が詰まっています。
ハードロックとポップスを融合させた独自のサウンドが印象的。
時代を超えた普遍的な魅力と、ライブでも盛り上がる楽曲たち。
これからB’zを知る人にとっても、最初の一歩として最適なアルバムです。
第1位 First Love(1999)宇多田ヒカル 765万枚
1999年にリリースされた宇多田ヒカルのデビューアルバム『First Love』。
日本国内で765万枚を売り上げた驚異的なセールスを記録し、日本音楽史に名を刻む作品です。
タイトル曲「First Love」や「Automatic」は、その新しいR&Bサウンドと透明感のある歌声で多くのリスナーの心を掴みました。
若干16歳とは思えない表現力と楽曲の完成度に、多くのファンが驚いたことでしょう。
今もなお、世代を超えて愛されるアルバム。
青春の甘酸っぱさを感じさせるその楽曲群は、聴くたびに新たな感動をもたらします。
日本でもっとも売れた音楽アルバムランキングTOP10の一覧
順位 | アルバム名 | リリース年 | アーティスト | 販売枚数(万枚) |
---|---|---|---|---|
第1位 | First Love | 1999 | 宇多田ヒカル | 765 |
第2位 | B’z The Best “Pleasure” | 1998 | B’z | 513.6 |
第3位 | REVIEW 〜BEST OF GLAY | 1997 | GLAY | 487.6 |
第4位 | Distance | 2001 | 宇多田ヒカル | 447.2 |
第5位 | B’z The Best “Treasure” | 1998 | B’z | 443.9 |
第6位 | A BEST | 2001 | 浜崎あゆみ | 429.4 |
第7位 | globe | 1996 | globe | 413.6 |
第8位 | DEEP RIVER | 2002 | 宇多田ヒカル | 360.5 |
第9位 | delicious way | 2000 | 倉木麻衣 | 353 |
第10位 | Time to Destination | 1998 | Every Little Thing | 352 |
(出典:歴代CDアルバム売り上げ枚数ランキング | 年代流行)